・通信教育の教材が多すぎるし!いったいどれがいいのっ!
・各社の教材で違いはいったい何なの?
って迷ってしまいますよね。
我が家も2人の子どもの通信教材選びは、インターネットで調べながらよく悩んでいました。
我が子に合うかどうかは試してみないと分からないですが、特長などは比較サイトが参考になりますよね。
今回は小学生向け通信教材として人気のチャレンジタッチ(進研ゼミ)・Z会・ポピーの3社を徹底比較しました。
教材としては3社ともよい教材ですが、難易度や特長はそれぞれ違いがあるので、下記の方に向けて記事をまとめてあります。
- 通信教材は初めての方
- 通信教材選びで迷っている方
- 通信教材の特長を知りたい方
- 各教材の特色
- 各教材におすすめな子
- 各教材の良いところ、悪いところ
本記事を読んで、お子さんに合いそうな教材があれば、ぜひ試してみてくださいね!
\ 各社の公式ページはこちら /
チャレンジタッチ・Z会・ポピーの基本情報比較
まず3社の基本的な情報をまとめてみました。
チャレンジタッチ・Z会・ポピーの教材の違いは?
3社で最も大きく違うのは、教材の難易度です。ポピーが最もやさしく、その次がチャレンジタッチ、最も難しいのがZ会です。具体的には下記のようなレベルです。
ポピー | 基礎~標準レベル | 学校のテスト対策まで対応 |
チャレンジタッチ | 基礎~応用レベル | 中堅の中学受験まで対応 |
Z会 | 基礎~難問レベル | 最難関中学受験まで対応 |
ポピーは教材レベルによるコース分けはありません。
チャレンジタッチ・Z会どちらも標準・ハイレベルのコースがありますが、標準コースでもZ会の問題の方が難しいです。
お子さんの学力にもよりますが、最初に選ぶ教材としてはポピーかチャレンジタッチのどちらかが無難です。
Z会のテキストはポピー・チャレンジタッチで標準的な問題は完璧に解けるようになってからZ会を検討するのが良いと思います。
チャレンジタッチ・Z会・ポピーの受講費比較
受講費の安さはポピーが圧勝です。ポピーが最も安く、その次にチャレンジタッチ、最も高いのがZ会です。
ポピーは安いですが教材は教科書の範囲はしっかり網羅されています。
学校のテストで良い点数を取りたいということであれば十分な教材です。
但し3社の中でポピーのみ添削がありません。添削指導を受けたい場合はチャレンジタッチ・Z会のどちらかになります。
チャレンジ タッチ | Z会 | ポピー | ||
---|---|---|---|---|
テキスト | タブレット | |||
小1 | 3,250円 3,610円 4,020円 | 4,505円 5,035円 5,300円 | 3,570円 3,990円 4,200円 | 2,980円 設定なし 3,300円 |
小2 | 3,490円 3,890円 4,320円 | 4,845円 5,415円 5,700円 | 4,165円 4,655円 4,900円 | 3,300円 設定なし 3,600円 |
小3 | 4,460円 5,000円 5,320円 | 7,255円 8,285円 8,800円 | 5,100円 5,700円 6,000円 | 3,700円 設定なし 4,100円 |
小4 | 4,980円 5,370円 5,590円 | 7,935円 9,045円 9,600円 | 5,695円 6,365円 6,700円 | 3,900円 設定なし 4,300円 |
小5 | 5,980円 6,460円 6,710円 | 9,075円 10,425円 11,100円 | 6,715円 7,505円 7,900円 | 4,300円 設定なし 4,700円 |
小6 | 6,370円 6,880円 7,150円 | 9,925円 11,375円 12,100円 | 7,310円 8,170円 8,600円 | 4,500円 設定なし 5,000円 |
上段:12か月一括払い
中段: 6か月一括払い
下段: 毎月払い
※2024年度4月号以降
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください。
次に各教材の特長を解説します。
小学生向け通信教材おすすめNo.1|チャレンジタッチの特長
一番のおすすめはチャレンジタッチです。各教科書に沿った良質な問題と、長年のノウハウを活かした、子どもが楽しく学習が出来て且つ飽きさせない工夫が凝らされています。
また、苦手な科目があるお子さんにもチャレンジタッチがおすすめです。間違った理由をAIが判断し、学年・学期をさかのぼって問題を出してくれます。
教材も親しみやすいので、お子さんが勉強に取り組まなくてお悩みの親御さんでも、チャレンジタッチの教材であれば興味を示すかもしれませんよ。
チャレンジタッチの特色
①ごほうびでやる気を引き出せる
②オンラインライブ授業で疑問を解決できる
③実力診断テストで全国の中で自分の順位がわかる
進研ゼミ小学講座の口コミについてはこちらの記事をご覧ください
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チャレンジタッチのレッスン内容
チャレンジタッチの標準タブレット教材は、下記3つのレッスンで構成されています。
①メインレッスン
メインレッスンの1か月の学習量は下記の通りです。
科目 | レッスン 回数/月 | レッスン 時間/回 | |
---|---|---|---|
1年生 | 国・算 | 26回 | 5分 |
2年生 | 国・算 | 26回 | 5分 |
3年生 | 国・算・理・社 | 約24回 | 7分 |
4年生 | 国・算・理・社 | 約25回 | 7分 |
5年生 | 国・算・理・社 | 約30回 | 7分 |
6年生 | 国・算・理・社 | 約34回 | 7分 |
1日2レッスンを目標に1カ月スケジュールが決まっています。毎日きちんとやれば1日10~15分で終わる量です。毎日たった15分と考えれば、勉強嫌いなお子さんでも取り組める気がしませんか?
ちなみに1日2レッスン以上取り組んでいる場合は、途中から目標が3レッスンと表示が変わり、お子さんのペースに合わせて目標が自動的に設定されます。
「メインレッスン早めに終わらせちゃった・・・」
という方には、
・パワーアップコーナー
・上位レッスン
に取り組むことが出来ます。
②パワーアップコーナー
パワーアップコーナーは、下記で構成されています。
- おかわりレッスン
- 間違えた問題の解きなおし
- テスト100点問題
おかわりレッスンは国語と算数の練習問題に取り組めます。
テスト100点問題は、その月の内容のテストができます。
③上位レッスン
上位レッスンは、
5教科の少しハイレベルな問題
に挑戦でき、「メインレッスンじゃ簡単すぎる」という方にとてもおすすめです。算数が特に難しいですが、どの教科も取り組むことで他の子と差をつけられると思います。
下記の画像は小学6年生算数の上位レッスンです。分かりやすく説明されていますが、内容は中学2年生で学習する連立方程式です。
④添削問題(赤ペン)
添削問題は各学年で国語・算数をそれぞれ月に1回ずつ提出します。添削が入るので、記述式の問題になります。
画像のように解答が正解でもどこが良かったのかコメントしてくれるので、次もこうやればいいんだと自信になりますね。
チャレンジタッチの特色①:ごほうびでやる気を引き出せる
一日2レッスンでごほうびゲーム
一日2レッスン取り組むと、ごほうびゲームで遊ぶことが出来ます。ゲームは毎月変わるので、飽きませんよ。勉強で疲れてしまった後は、ごほうびゲームをやると「明日も頑張ろう!」とやる気につながるのではないでいょうか。
レッスンでもらえるジュエルをごほうびと交換
チャレンジタッチはレッスンに取り組むとジュエルがもらえます。
ジュエルを集めると、ごほうびコーナーで漫画やゲーム、動画などと交換できます。アイテムを集めるのが好きなお子さん、ゲーム好きなお子さんにはうれしい仕掛けですね。
ちなみにゲーム・動画は一日5回と上限が決まっているため、やりすぎることはありません。また、30分タブレットを操作していると「休憩しよう」というように表示され、目の負担にも配慮されています。
チャレンジタッチの特色②:オンラインライブ授業で疑問を解決できる
週に2回、30分ほどのオンラインライブ授業があり、先生と直接やり取りしながらさらに理解を深めることが出来ます。
問題を考える時間も取ってくれたり、図などを用いた分かりやすい教え方で、学習塾のような感じです。
もし、オンラインライブ授業を見逃してしまっても、録画授業で見ることが出来るので、自分のペースでも学習可能です。
チャレンジタッチの特色③:実力診断テストで全国の中で自分の順位がわかる
進研ゼミ小学講座を受講していると、追加料金なしで実力診断テストを受験出来ます(1年生は年2回、2年生以上は年3回)。
進研ゼミ最大の強みは実力診断テストの受験者数が数万人単位で非常に多いので、自分のお子さんの全国レベルの実力を測ることが出来るところです。下記は2022年8月に実施された小学6年生の実力診断テスト結果ですが、受験者が全国6万人を超えています。
下記の総合成績結果以外にも、科目ごとの結果やアドバイスも付いていて苦手なところも把握できます。
下記のように思考力・学習力についてもアドバイスしてくれるので参考になります。
また、過去に進研ゼミで受験した子の高校入学実績まで豊富なデータから、実力テストの点数で将来入れる高校進学のシミュレーションまでしてくれます。
将来入りたい高校があれば、シミュレーション結果がとても参考になりますし、モチベーションアップにも繋がります。
チャレンジタッチの良いところ、悪いところは?
良いところ
①繰り返し取り組むことが出来る
タブレット教材共通ですが、紙に書く時と違って何度も取り組むことが出来ます。 苦手な単元をもう一度やれるので、タブレットだとそういうところが便利だと言えるでしょう。
②付録が充実している
進研ゼミでは、勉強に役立つ面白い付録がよく届きます。子供の探求心や学ぶことに興味を持つ心を養えるような付録が多いです。過去の付録だと歴史漫画やスコープ、練習問題に取り組める小さいゲーム機のようなものがあります。
③間違えたところが後でも分かる
タブレット教材では間違えたところが後で分からなくなるデメリットがありますが、進研ゼミだととき直しコーナーでどこを間違えたのか、分かるようになっています。教科別で分類されていますので分かりやすいです。
④お子さんの学習状況が分かる
保護者はお子さんがどの教科をいつ、どこをやったのかメールで見ることが出来ます。
通知が届くので、わざわざアプリを開いて確認する必要もありません。
さらに、お子さんに向けて「頑張ったね」と返信することが出来るため、お子さんのモチベーションも上がると思います。
悪いところ
①すぐにレッスンが溜まる
チャレンジタッチには毎月のレッスンをやりきれるよう「やりきりカレンダー」というものがあります。
毎日しっかりこなしていれば溜まることはありませんが、学校の課外活動や宿題などで取り組まない日があると溜めてしまうことがあります。
一度溜めてしまうとやる気がなくなってしまい、まったくやらなくなってしまうので溜める前に計画的に学習していく必要があります。
②選択肢の問題が多く記述問題が少ない
進研ゼミには記述式の問題が少なく、国語の漢字書き取りや英語で英文を書くとき以外は選択肢問題です。
理解していなくても正解してしまうこともあるので、お子さんの理解度には注意が必要です。
③タブレットが進研ゼミにしか使えない
進研ゼミのタブレットは無料ですが、あくまでも進研ゼミ専用なので一般的なタブレットとしては使えません。
ただし、退会後も閲覧可能なコンテンツはあるので利用したい場合は良く確認して下さい。
タブレット講座のメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
こちらの記事ではチャレンジタッチとスマイルゼミを徹底比較しています。
小学生向け通信教材おすすめNo.2|Z会の特長
Z会は3社の中で最も難関中学の合格実績があり、ハイレベルな教材で有名です。
しかし全ての教材がハイレベルという訳ではなく、実際は基礎的な問題から徐々にレベルアップする構成となっています。基本的な問題で得た知識を応用できるまで力が付くように工夫されています。
ただZ会の教材は進研ゼミのような親しみやすさはないので、学習意欲が高い子でないと続けることは難しいでしょう。一方で知識や学力を身に付けることを楽しめるお子さんには最高の教材です。
Z会教材の特色
①基礎から段階を踏んで応用まで学習できる
②思考力が問われる良問が充実
③きめ細かい添削指導
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Z会のレッスン内容
紙・タブレットいずれの教材も毎月の学習の流れは同じです。
①メインテキスト(要点・確認問題、練習問題)
<学習量>
Z会の教材は月のレッスン回数は進研ゼミより少ないですが、1回のレッスン時間が進研ゼミより少し長めの設定になっています。また、Z会はテキストとタブレットで学習量が少し違います。本記事では紙教材について紹介します。
科目 | レッスン 回数/月 | 学習時間/回 | |
---|---|---|---|
1年生 | 国語 | 10回 | 10分 |
算数 | 10回 | ||
2年生 | 国語 | 12回 | 15分 |
算数 | 12回 | ||
3年生 4年生 | 国語 | 4回 | 30分 |
算数 | 5回 | ||
理科 | 3回 | ||
社会 | 3回 | ||
英語 | 4回 | 15分 | |
5年生 6年生 | 国語 | 4回 | 30分 |
算数 | 5回 | ||
理科 | 3回 | ||
社会 | 3回 | ||
英語 | 7回 | 20分 |
全教科合わせて15回なので、2日に1回のペースでも終わる無理のない量です。また、デジタル教材で月4回分プログラミング学習もあります。
<テキスト内容>
各教科いずれも教科書準拠ですが、国語のみ教科書に沿っておらずZ会独自のテキストです。標準コースでも難しい問題があり解答の解説も長いので、保護者のサポートが必須です。
出典:Z会の通信教育小学生コース 教材見本(6年生国語)
算数も下記は小学3年生の算数の問題ですが、ちょっとひねった感じの問題ですね。
出典:Z会の通信教育小学生コース 教材見本(3年生算数)
お子さんにZ会をしっかりこなしてもらおうと思ったら、親御さんも相当のサポートが必要になります。
ただ中学受験を目指すのであれば、Z会のハイレベルコースの教材はとても有効だと思います。
下記は小学6年生のハイレベルの問題ですが、いかにも難関中学の入試にありそうな問題ですね。
下記のような一見して難しそうな問題で「これってどうやったら解けるんだろう?」と興味を示してくれるようなお子さんであれば、有望だと思います。
出典:Z会の通信教育小学生コース 教材見本(6年生算数)
②自習用ドリル(1・2年生)
1・2年生ともドリルは国語・算数それぞれ1回5分程度の量ですが、1年生は月15回に対し、2年生は月20回で少し量が増えます。
③提出課題(添削)
Z会はどの学年も月1回の提出課題があります。
- 1年生:1回15分
- 2年生:1回20分
- 3・4年生:1回30分(英語のみ1回15分)
- 5・6年生:1回40分
提出課題内容・添削の丁寧さはZ会の方が進研ゼミより勝っています。Z会はとにかく細かいところまでていねいに解説してくれます。問題の難易度が高い分、指導も親切な印象です。
出典:Z会の通信教育小学生コース(3~6年生) 教科・講座より
Z会の特色①:基礎から段階を踏んで応用まで学習できる
Z会の問題は全てハイレベルというわけではありません。
優秀な子でも最初から難しい問題が解ける訳ではないので、基礎的な問題からスモールステップでレベルアップしていけるようにつくられています。
Z会の特色②:思考力が問われる良問が充実
Z会の演習問題は知識を生かした思考力を問われる良問がそろっています。
難関中学でも良く出図されるタイプの問題です。
思考力だけではなく、判断力・記述力・表現力も身に付けていける教材です。
Z会の特色③:きめ細かい添削指導
レッスン内容の添削にも書いた通り、Z会の添削はとても細かくていねいに指導してくれます。応用問題の添削指導を受けたい子はZ会一択です。
Z会の良いところ、悪いところは?
良いところ
①問題が良い
Z会は思考力を重視しているので、考えないと解けない問題が多いです。確かに難しい問題が多いのですが、標準レベルからステップアップしていくのには最適な問題と言えるのはないでしょうか。
②添削の解説が丁寧
Z会の添削は正解の問題でも、別の解き方があれば解説してくれたり、どこが良いのかも書いてくれます。問題は難しいですが、添削の解説は分かりやすく丁寧なのでこの添削だけでも受講の価値があると思います。
悪いところ
①敷居が高い
Z会の教材は量がそれほど多くない上に応用問題も入っている為、標準的な学力では太刀打ちできません。既に標準以上の学力を持っていて、学習意欲が高い子でないと継続は難しいと思われます。
②親のサポートが必要
特に低学年の場合は教材の解答の解説が、親から子どもに指導する前提の内容になっています。他にも経験学習などやはり親が一緒に取り組む前提となっているので、親御さんの負担は大きくなることを覚悟しておく必要があります。
③添削問題の返却が遅い
コースや学年によって返却までの期間にバラつきがありますが、最長でZ会到着後から約3週間(小学1・2年)となっています。
忘れた頃に戻ってくるような感じですね。。
返却方法によっても異なるようで、小学生3~6年生手書き方式は約14日間、デジタル方式は約7日間とのことです。
返却期間の遅さが気になる方は、タブレットコースであれば約3日と早いので良いかと思います。
Z会タブレットコースの口コミについては、こちらの記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
小学生向け通信教材おすすめNo.3|ポピーの特長
- きめ細かいサービスはいらない
- 教材はシンプルでいい
というご家庭におすすめなのがポピーです。
ポピーはプロゴルファー石川遼さんが利用していた教材として有名になりました。昔CMでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
紙のみのシンプルな教材で教科書に沿った内容なので、学校のテスト対策としてとても有効です。
基本的には親御さんが丸付けをする前提の教材となっていますが、問題も比較的やさしいので親子でも取組みやすいでしょう。
ポピー教材の特色
①教科書準拠で学校の予習・復習に最適
②紙中心の教材で自ら学ぶ力が育つ
③学習習慣が身につく
ポピーのレッスン内容
①学校の予習・復習ワーク
ポピーは基本紙で取り組みます。保護者と一緒に学ぶという前提があり、非常に分かりやすい教材です。小学校のテストで良くあるカラーのプリントのイメージに近い教材です。
対応する教科書のページも記載されているので、学校の予習・復習としても利用しやすいです。
最初にそのページでやる内容のまとめがあり、それを読んだ後に問題に取り組むという流れになっており、基本的な問題に取り組みたい方に最適な教材です。
問題を解いた後は、「答えとてびき」を見て、答え合わせが必要になります、答えだけではなく、「てびき」があるので、さらに理解を深めることが出来ます。
英語は音声が付属していて、QRコードを読み取ると聴くことができ、便利です。
一部理科の実験動画や算数のアニメーションによる解説動画、小学校1~3年生向けには計算アプリなど、学習内容をより深く理解する為のデジタルコンテンツもあります。
全て各ページのQRコードから視聴できます。(全てのページに解説動画が付いているわけではありません。。。)
②まんてんチェック
いくつかの単元をやったら、まんてんチェックのページで問題を解き理解度を確認します。
間違えた場合、テキストの何ページに戻れば良いかが問題に記載されています。
しっかり確認することでポピーに載っている問題は全て満点が取れるようになるはずです。
③テスト
基本教材が終わった後はテストで確かめをします。学校でやるテストにそっくりなため、気を引き締めて取り組めます。
また、区切りの時期は毎月の教材以外にも、テストが入っています。
- 6月 :学期末まとめテスト
- 9月 :前期まとめテスト
- 11月:学期末まとめテスト
- 2月 :学年末テスト
学校のテスト対策として十分な教材が入っていると思います。
どの教材もほとんどが基本的な問題ばかりですが、小学生の段階ではあまり背伸びせず、しっかりと基礎を固めるという意味ではとても良い教材ではないでしょうか。
ポピーの特色①:教科書準拠で学校の予習・復習に最適
ポピーの教材は学校の授業に合わせて自宅学習するのに最適な教材です。長年、学校向けの学習教材をつくっている会社なので、問題の質についても間違いありません。
ポピーの特色②:紙中心の教材で自ら学ぶ力が育つ
タブレットなどデジタル教材が増えている中、ポピーは紙の教材にこだわっています。
紙に書くことがすきなお子さんであれば、ポピーはおすすめの教材です。
ポピーの特色③:学習習慣が身につく
ポピーの教材はシンプルかつ問題がやさしく、取組みやすい教材です。1回の学習も小学校低学年であれば1回の学習時間も短いです。
学習習慣がないお子さんでも、まず机に向かうところからはじめて、少しずつ時間を伸ばしていけば良いと思います。
ポピーの良いところ、悪いところは?
良いところ
①わかりやすく、取り組みやすい
問題も比較的易しく、基本的なことを身に付けられるのは一つの良いところです。
キャラクターも添えられていて、楽しく学べます。見開きページにあるまとめで、教科書でやった内容をもう一度ポピーで復習し、次に問題を解くという2段階で理解を深めることが出来ます。
②副教材、付録が充実している
毎月の教材に「こころの文庫」という読み物が付録として付いています。
また4月号には漢字・計算ドリル、かべはりの地図、漢字表などが送られてきます。
我が家でもポピーをやっていた当時のかべはりの日本地図や世界地図が今でも残っていて、会話で出てきた地名の位置を確認するのに役立っています。他にも毎月保護者向けの情報誌が送られてくるなど、受講費の安さを考えるとかなり充実しているのではないでしょうか。
悪いところ
①少し簡単すぎるかも・・・?
前述で紹介したチャレンジタッチやZ会に比べると、ポピーは簡単な教材です。
応用問題に取り組みたい、中学受験を目指すという方に物足りない印象です。ただ、一般的な小学校のテストはポピーで十分点数は取れると思います。
②地域によって教材の届け方、支払い方法がまちまち
我が家の子どもたちもかつてポピーをやっていましたが、地域によって教材の届け方も支払い方法も違い、クレジットカード決済ができませんでした。
以前住んでいた場所は、教材は郵送だったものの支払い方法は郵便局の振り込み用紙のみ。
現住所では近隣のポピー受講者の家庭で教材や集金を取りまとめており、教材もその方から直接届けられ受講費もその方に支払っていました。
受講費が他社と比べても圧倒的に安いので、経費削減の為仕方ないかもしれませんが・・・・。
受講前に教材が毎月いつどのように届くのか、受講費の支払い等についてはよく確認する必要があるかと思います。
チャレンジタッチ・Z会・ポピーの口コミは?
当サイトではクラウドワークスにて独自アンケートを実施しました。
最後にチャレンジタッチ・Z会・ポピーを現在利用している方のアンケート結果をお伝えします。
良い口コミだけでなく、悪い口コミを載せておきますので参考にして下さい。
チャレンジタッチの口コミ
小学6年生
■受講期間:2年以上
■進研ゼミを選んだ理由:
・教材が充実しているから
・カリキュラムが充実しているから
■受講して効果を感じているか:★★★★☆
■満足度:★★★★☆
今まで色々なものを受講してきた中で、これが一番続いているので、トータルとして内容は安心できて良いと思います。幼少期は付録が色々とついていて、安っぽいものは無駄になるので面倒でしたが、今は少なくなりました。もう少し、サポート的なミニブック、ポスターなどが付録にあれば良いなと思います。先取りで早めにほしいです。暗記が間に合わないので、夏ごろに届くものは遅いと思います。あと、値段の割に内容は少ないなと感じます。テキストも量が多くないので、この料金でこれだけかと思ってしまいます。
小学4年生
■受講期間:2年以上
■進研ゼミを選んだ理由:
・毎月の受講料が安いから
・教材が充実しているから
■受講して効果を感じているか:★★★☆☆
■満足度:★★★★☆
ジュエルというポイントのようなものをためたりすることができ、こどもが前向きに取り組む仕組みはすごくできていると思います。解きなおしをきっちりするとジュエルがたまるのできちんと解きなおしはしているのですが選択式の問題は特に何度か適当にやって直している時もあるようでどのくらい理解しているのかはわかりにくいです。
小学6年生
■受講期間:2年以上
■進研ゼミを選んだ理由:
・教材が使いやすいから
・教材が充実しているから
・学校の授業について行く為
■受講して効果を感じているか:★★★☆☆
■満足度:★★★★☆
普段の授業の予習や復習だけでなく、テスト対策用の問題などもあり良いと思います。また、学習アプリが充実していて歴史や計算などその学年で必要なことをゲーム感覚で学べます。英語も自分のレベルに合わせて受講することができ、読む、書く、聞く、話すの四技能を勉強することができます。先日漢字検定を受けましたが、漢字検定対策アプリを活用し合格することができました。内容はとても充実しているので、それをしっかり有効活用できれば受講料にも満足できると思います。
小学1年生
■受講期間:1年未満
■進研ゼミを選んだ理由:
・教材が使いやすいから
・教材が充実しているから
■受講して効果を感じているか:★★☆☆☆
■満足度:★★☆☆☆
親が声を掛けなくても自らタブレットを持ってきて勉強を始めるようになったのはメリットだと感じます。
しかしながら問題の内容がやさしすぎ、少なすぎで驚きました。計算は10問解いただけで「今日は計算頑張ったねお疲れさま」みたいにキャラクターが言ってしまうので本人も勉強が終わった気になって遊び始めてしまいます。こちらとしてはもう少し量をこなしてほしいので困っています。また、学年を超えて先取りや学び直しができるのはいいのですが、一度レベルを設定すると後から変えられないのは使い勝手が悪く感じます。その時の子どもの理解度に合わせて柔軟にレベルが調整できるようになるのを期待しております。
Z会(タブレット)の口コミ
小学5年生
■受講期間:2年以上
■Z会を選んだ理由:
・サポートがしっかりしているから
・教材が充実しているから
・カリキュラムが充実しているから
・中学受験の為
■受講して効果を感じているか:★★★☆☆
■満足度:★★★★☆
内容が少し難しいところもありますが、コツコツ取り組むことに慣れてしまえば学校の勉強についていけるかなどの不安は払拭されると思います。下手にキャラクターが出てくるわけではないのが勉強に集中できてとてもいいと思います。
小学6年生
■受講期間:1~2年
■Z会を選んだ理由:教材が使いやすいから
■受講して効果を感じているか:★★★☆☆(
■満足度:★★★☆☆
タブレットで受講しているが、テキストタイプの方が良いのかもしれないと迷いながら受講しているので、よく見極めての受講をオススメします。
Z会(テキスト)の口コミ
小学2年生
■受講期間:2年以上
■Z会を選んだ理由:
・教材が充実しているから
・学校のカリキュラムに添いながら、考えることが必要なハイレベルな問題があるから。
■受講して効果を感じているか:★★★★☆
■満足度:★★★★★
先取りをしたいわけではないけれど、標準的な内容よりは難しい問題をと思うご家庭におすすめです。
また、毎月、絵や作文の提出があり、問題を解くだけではなく自分の想いを表現するの練習になっています。
小学2年生
受講期間:1年未満
■Z会を選んだ理由:
・毎月の受講料が安いから
・教材が使いやすいから
・カリキュラムが充実しているから
・きょうだいが受講しているから
■受講して効果を感じているか:★★★☆☆
■満足度:★★★☆☆
低学年で進学塾に通うほどではないけれど、放課後なにもさせないのは不安なので、授業の予習復習や学習の習慣をつけるために受講しています。
書店で通信講座プラスアルファのハイレベル向けの教材も追加で買えるところが気に入っています。通信講座だけでは物足りないのでそちらも使用しています。
ポピーの口コミ
小学6年生
■受講期間:2年以上
■ポピーを選んだ理由:毎月の受講料が安いから・教材が使いやすいから・教材が充実しているから・カリキュラムが充実しているから・学校の授業について行く為
■受講して効果を感じているか:★★★★☆
■満足度:★★★★☆
学校の教科書に沿った内容になっているし、テストなどポピーの教材で習った部分が出題されることもあるので、子供がかなり取り組みやすくなっており、やる気が出る教材です。
子供が一人で進めるにはちょうど良い内容になっていますが、難しい部分など子供が質問できるようになっていると、更に理解しやすくなります。
小学6年生
■受講期間:2年以上
■ポピーを選んだ理由:教材が使いやすいから・カリキュラムが充実しているから・学校の授業について行く為
■受講して効果を感じているか:★★★★★
■満足度:★★★★☆
学校の授業の予習、復習に最適。授業がきちんと出来るから自信がつく。量もちょうど良い。値段も安く済んで助かる。テキストも軽くて持ち運びしやすいからファミレスやファーストフードでも出来る。
まとめ:チャレンジタッチ・Z会・ポピーのおすすめポイント
最後に各教材のおすすめポイントをまとめると下記のとおりです。
- おすすめポイント①:ごほうびでやる気アップ
- おすすめポイント②:オンライン授業で疑問も解消
- おすすめポイント③:全国の順位がわかる実力テスト
- おすすめポイント①:基礎から応用まで徐々にステップアップ
- おすすめポイント②:あらゆる力を伸ばせる演習問題
- おすすめポイント③:細かくていねいな添削指導
- おすすめポイント①:学校のテスト対策に最適
- おすすめポイント②:紙中心のシンプルで分かりやすい教材
- おすすめポイント③:短時間で取組めて学習習慣が身に付く
各社の特長や口コミを参考にお子さんに合いそうな教材があれば、まずはお試ししてみましょう。
他の小学生向け通信教育も含めて比較してみたい方は、下記の記事も読んでみてください。
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