お子さんに合う通信教材をお探しの親御さんでも、ワンダーボックスのことはあまりご存じない方も多いでしょう。
それもそのはず、ワンダーボックスのサービスが始まったのは2020年4月。
2024年1月の段階で、まだ4年も経っていない、新しい教材なのです。
仮に聞いたことはあっても、
・そもそも、ワンダーボックスってどんな教材?
・本当に効果があるの?
・学校の成績はよくなるの?
と疑問をお持ちの親御さんもいらっしゃると思います。
私自身も同じように感じていました。
そして、今回記事を書くにあたり、資料請求の上、アプリをお試ししてみました。
結果、ひとことで言うと、
大人も子どももついつい夢中になってしまう教材!
でした。
私もアプリをやってみたらすっごく楽しかったです。
アプリの内容についてはこちらで紹介しています。
この教材は、遊びながらさまざまな能力が身につく設計になっていて、その多様性が魅力のひとつです。
本記事では、
- ワンダーボックスの特徴
- お試し教材の紹介
- ワンダーボックスの効果
- メリット・デメリット
について、詳しくご紹介します。
以下のような方には、ワンダーボックスの魅力をぜひ知って頂きたいと思います。
- 4~10歳のお子さんを持つ親御さん
- 創造力と思考力を育てたい方
- 子どもの自主性を育てたい方
- 親子で楽しく学習したい方
- STEAM教育に興味がある方
学びと遊びを融合させた新しい教材であるワンダーボックスは、きっとあなたのお子さんの限りない可能性を広げる手助けになるはず。
この機会を逃さずに、是非ワンダーボックスをお試しいただき、その効果をご自身の目で確かめてください。
公式サイトはこちら遊びながら学ぶ効果は本当にあるの?
ワンダーボックスの教材の効果には、
- 具体的な数字に表れる効果
- 数字に表れにくい効果
の2種類があります。
それぞれの効果を具体的に説明しますね。
数字に表れる効果は?
公式サイトによると、ワンダーボックスのアプリ教材「シンクシンク」を用いた、カンボジアで実証実験結果が次のように示されていました。
公式サイトによる上記の実証実験の内容と結果は下記のとおりです。
では、この実験の結果がいったいどの程度の伸びを示しているのか?
ちょっと分かりづらいですよね。
まず、TIMSSについて。
- IEAというオランダの団体が4年に一度実施
- 算数・数学・理科の学習到達度を国際的尺度で測る
- 日本では小4・中2が調査対象
参照元:国立教育政策研究所HP
4年に1回、しかも調査対象が小4と中2で4年ちがい。
同じ子どもたちが、小4から4年後に調査を受けることになります。
4年間の学力の変化がより正確に示されるわけですね。
では、この調査のスコアが6ポイント伸びたことがどれだけの効果なのか?
そこまで劇的な改善効果ではないような・・・?
ただし、この結果は3ヶ月という短期間での効果検証です。
3ヶ月の短期間でも明らかに数字がよくなったと考えると、一定の効果があったではないかと。
もっと長期的に取組んだ場合の効果はもっと大きな伸びが期待できます。
次に田中B式IQテストについてです。
- 心理学者の田中寛一によって開発された知能検査
- 図形や数字などの問題を中心に構成
- 小学生から高校生までの幅広い年齢層に適用
- 知能タイプの診断や学業不振児の発見にも利用
参照元:田研出版株式会社HP
IQテストで8.9ポイントのスコアが伸びたのは、かなりの改善ですね。
一般的なIQテストの平均が100、IQが非常に高いとされる130が全体の約2.5%。
例えば、IQ100だった子がたった3ヶ月ワンダーボックスのアプリやっただけで、108になったというんですよ!?
これってすごくないですか?
8.9ポイントの上昇をどうとらえるかは人それぞれだと思いますが、私はすごいと思います。
ホントかなーと疑いたくなるぐらいですが、第三者による実証実験結果なので、間違いなさそうです。
このTIMSSと田中B式IQテストの結果から言うと、
長期的な効果はもちろん、短期的にもかなりの効果あり!
といえそうです。
数字に表れにくい効果
ワンダーボックスは学校で習う教科とは、まったく内容がちがう教材です。
なので、ワンダーボックスに取組むだけでは学校の成績は上がりません。
ただし、間接的には学校の成績にも、よい影響を及ぼす可能性を持った教材だと思います。
ワンダーボックスのパンフレットによると、年齢別に次のような効果をねらっているようです。
- 4歳~:「自信」と「興味」を育てる
- 6歳~:理系センスと問題解決力を磨く
- 8歳~:未来につながるチカラを身につける
これらのねらいの効果が出ると、お子さんの学校学習の取り組み方も変わってくるでしょう。
ワンダーボックスお試し教材はどんな内容?
今回資料請求したところ、郵送にて下記の資料・教材が届きました。
- パンフレット
- アプリ教材無料体験案内
- 体験版ワークブック
たったそれだけ?
と思うかもしれませんが、ワンダーボックスの教材を知るのに十分な内容です。
アプリとワークブックの体験版をそれぞれ紹介しますね。
アプリ無料体験版の内容は?
アプリは資料請求の申込み後、すぐにお手元のスマホやタブレットで7日間のお試しが可能。
アプリの体験版では10種類のうち、3種類を楽しめます。
今回試してみて、私と娘が親子でハマったのがこれ↓
研究と開発・実験をくり返し、オリジナルの装置をつくっていくゲーム。
テーマは定期的に変わるみたいです。
ちなみに今回の体験版のテーマは「ねつ」でした。
ドライヤーやたき火、電熱線、板を配置して、氷玉を溶かす装置をゼロの状態から自分でデザインします。
今回の体験版でとくに娘とふたりでハマったのが、これ↓
60秒間で氷玉を溶かしてスコアを競うゲームです。
効率よく氷玉を溶かすために、アイテムを自分で工夫しながら配置しなければスコアが伸びません。
ハイスコアを出したくて、夢中になっちゃいました。
ほかにも、つぎのような親子で対戦できるゲームもあります。
さきに同じ絵柄を3つ並べた方が勝ち、というシンプルなゲーム。
幼児のお子さんでも気軽にできますよ♪
シンプルだけど、奥が深い。
ワンダーボックスのアプリには、そんなゲームが豊富にそろっている、という印象です。
定期的に内容が変わるので、飽きやすいお子さんでも長く取組めると思います。
体験版ワークブックの内容は?
今回の体験版ワークブックは「パズルノート」で3種類のパズル問題がついていました。
小学生向けとなっていたので、お子さんが幼児の場合は体験版も変わって来るかもしれません。
アプリ教材と同様にゲーム感覚で楽しめますね。
最初の問題は簡単ですが、難しい問題になってくると、大人でもなかなか手こずるかもしれません。
お子さんが難しくてイヤにならない範囲で、無理せず取り組めば、少しずつ力がついてくると思います。
何よりも前向きに楽しく取り組むのが大事!
ワンダーボックスのキット教材もアプリ同様、他にも種類が豊富で、飽きがこない工夫がされています。
気になったら公式ページもぜひご覧ください。
公式ページはこちら
ワンダーボックスの特徴は?
ワンダーボックスは、子どもたちの学びを変革する新しい教育ツールです。
このツールはまさに、子どもたちが「遊びながら学ぶ」ことを可能にし、創造力や思考力を育むことを目的としています。
ワンダーボックスの特徴を紹介しますね。
特徴①:STEAM教育に基づいたカリキュラム
ワンダーボックスの教材は、STEAM教育に基づいてつくられています。
STEAM教育とは
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Arts(芸術)
Mathematics(数学)
の頭文字を取った教育アプローチのこと。
テストで良い点数を取ることに重点を置く従来の教育とは一線を画してします。
なぜなら、STEAM教育は知識ではなく、
創造性、批判的思考、実践的な問題解決能力の育成
を目的としているからです。
日本ではまだまだ浸透しているとはいえない為、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、海外では学校教育にもすでに取り入れられていて、より知識ではなく実践的な能力を伸ばしています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
特徴②:デジタルとアナログの組み合わせ
ワンダーボックスの教材は、デジタル(アプリ)とアナログ(実物のキット)の両方を組み合わせて使用します。
このハイブリッドなアプローチによって、お子さんがデジタル、アナログどちらにも偏ることがなく能力を身に付けられます。
特徴③:実践的な学習体験
ワンダーボックスはとても実践的。
下記はアプリ教材ですが、キット教材も含めて、将来社会で生きて行く為の実践的な学習を体験できます。
特徴④:年齢に応じた教育
ワンダーボックスの教材は、4歳~と6歳~・8歳~と年齢に応じてカリキュラムが分かれています。
小学生のお子さんは学年によって内容が変わる部分もあるようです。
詳しくは公式ページやパンフレットに書かれています。
興味ある方は資料請求してみてくださいね!
資料請求はこちらから
特徴⑤:親子で楽しく取組める
ワンダーボックスは、ぜひ親子で取り組んでほしい教材です。
その理由は次のとおりです。
- 親子の絆が深まる
- 学習に前向きな気持ちになる
- 子どもが困っている時に助けることで、やる気を維持できる
- いつも寄り添うことで子どもの成長を実感できる
親子で取り組むことで、学習効果を最大化すると同時に、お子さんにとっても、とてもよい教育環境になること間違いなしです!
ワンダーボックスのメリット・デメリット
ワンダーボックスの特徴を踏まえた、メリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
最先端のSTEAM教育を取り入れている 創造力・思考力が鍛えられる 親子の共同学習で絆が深まる デジタル・アナログ両方の対応力が身につく | 対象年齢が4~10歳と限定的 幼児教材としては受講費がやや割高 学校学習は別で必要 一部おとなでも難しい問題がある |
それぞれについて解説しますね。
デメリット①:対象年齢が4~10歳と限定的
4~10歳でなければダメというわけではありません。
あえて限定しているのは、ワンダーボックスの教材でもっとも効果が出るのが、好奇心が旺盛な4~10歳の年齢層としたからでしょう。
実際幼児教育で有名な、高濱正伸さん主宰の「花まる学習会」の先生方、算数オリンピックや「なぞぺー」シリーズなどに問題を提供された先生方が教材を制作されているようです。
幼児教育のプロの先生方が制作した教材だからといって対象年齢の子以外には効果がない、ということはないと思います。
対象年齢以外のお子さんにも、ぜひおすすめしたい教材です。
デメリット②:幼児教材としては受講費がやや割高
ワンダーボックスは特に年齢による受講費の違いはありません。
幼児の教材としては、他の教材に比べるとたしかにやや高い料金設定と言えます。
特にポピーと比べると3,000円近く高いですが、ポピーの安さはちょっと別格なので(笑)
ワンダーボックスと他社幼児(年長)料金との比較
教材名 | 月額料金 (税込み)) |
---|---|
ワンダーボックス | 3,700円 4,000円 4,200円 |
こどもちゃれんじ | 2,460円 ー 2,990円 |
スマイルゼミ(年長) | 3,278円 3,520円 3,960円 |
幼児ポピー | 1,425円 ー 1,500円 |
Z会(年長) | 2,975円 3,325円 3,500円 |
上段:12か月一括払い
中段: 6か月一括払い
下段: 毎月払い
デメリット③:学校学習は別で必要
ワンダーボックスは学校の授業にやるような、知識を増やすためにつくられた教材ではありません。
算数の計算や漢字練習など、学校の勉強は別枠でしっかりやりましょう。
デメリット④:一部おとなでも難しい問題がある
つぎの口コミにもあるように、おとなでも難しい問題もあるようです。
ただ、正解を出すことが目的ではなく、あきらめずに考える過程を大事にしましょう。
間違ってても、お子さんからどんどん自分の意見が出てくるようになるとよいですね!
メリット①:最先端のSTEAM教育を取り入れている
STEAM教育は、さまざまな分野にまたがるテーマや、問題解決力を養う新たな教育方法として、文部科学省も推進しています。
現状は、まだまだSTEAM教育が浸透しているとはいえません。
だからこそ、幼少時代にワンダーボックスに取り組んだことが、成長してからも大きなアドバンテージとなるはずです。
メリット②:創造力・思考力が鍛えられる
今回、体験アプリやワークブックでも、試行錯誤して正解を探していく中で、創造力・思考力が鍛えられる教材だと感じました。
ワンダーボックスの教材は、毎月取り組んでいれば、お子さんが大きな成長を見せる可能性を秘めています。
メリット③:親子の共同学習で絆が深まる
ワンダーボックスの教材はお子さんひとりでも取り組めますが、親子で楽しめるところが、大きな魅力になっています。
お子さんが親御さんの前で、難しい問題ができたらとてもうれしいと思いますし、大きな自信につながることでしょう。
ぜひ、一緒に楽しんで親子の絆を深めていただきたいですね!
メリット④:デジタル・アナログ両方の対応力が身につく
ワンダーボックスはデジタル・アナログのバランスがとてもよい教材ですね。
毎月の教材のボリュームは、次の通りです。
毎日取組む時間と、どの教材を何曜日にやるのか決めておくと、スムーズにはかどり、お子さんの能力も、効率よく伸ばせるはずです。
まとめ|ワンダーボックスで子どもの学びを豊かにしましょう
ワンダーボックスは、文部科学省が推進しているSTEAM教育をもっとも実践的に取り入れた教材です。
花まる学習会の高濱先生が、以前からおっしゃっている「メシが食える大人」になるための基礎になると思います。
このワンダーボックスでお子さんが本来もっているちからを、ぜひ引き出してあげて欲しいですね!
公式サイトはこちらSTEAM教育についての記事はこちら
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